なつかしの滋賀会館~1日だけのふりかえりイベント~ by.yume
2014.10.28
長らく御無沙汰してしまいました。
春に桜の記事を書かせて頂いてから半年が過ぎようとしていますが、大津の町の風景は変わって行きます。
昭和の30年代・40年代。
びわこホールも、大津市民会館も、シネコンなかった大津の町、滋賀の町にとって「滋賀会館」の存在は大きなものでした。
多くの人が、映画に足を運んだでしょう。
発表会のために舞台に立ったという方もきっと少なくないてじょう。
私自身、始めての映画は父に連れられて行った滋賀会館での「101匹わんちゃん大行進」
友達同士での、ちょっと遠くへの、お出かけは、学校から配られた文部省推薦映画片手に、「滋賀会館」
「こども音楽コンクール」で舞台に立った時は、ライトがとっても眩しかった。
「座席で見ている人の事は、カボチャかジャガイモやと思ったらいいよ」と言っていた先生が一番緊張していたなぁ。。今になって笑えてきます。
多くの人の、多くの思い出を抱えてくれていた「滋賀会館」は 間もなく解体されます。
10月18日。
なつかしの滋賀会館 ~ 1日だけのふりかえりイベント ~
一泊二日の入院の翌日、退院したばかりでしたが、どうしても絶対に逃したくないイベントで、
家族に内緒で。。(笑) 訪れてきました。
滋賀会館は昭和29年(1954年)に竣工されました。
思い出を、カケラカードに書き込むと、愛しい会館に飾って頂けます。
滋賀の地下銘店街も、多くの人の思い出でしょう。
迷路のようで、でも活気があり人が近く、あたたかさ漂う場所で、時折母に連れられるのを楽しみにしていました。
子供だったために知らなかったのですが、沿革をたどれば、結婚式場、ホテル、グリルもあったそうで、
多くの人が集まる賑やかな楽しい場所であった事を伺い知る事が出来ました。
もっとも馴染みのある場所はホール。
大津絵の緞帳が懐かしい人も多いはず。
ついでに「ブーー」という音も聞こえてきそう。
映写機からまっすぐ伸びる光もなんだか見えてきます。
思い出の写真を見て それぞれが思い出話に花を咲かせておられました。
テレビ取材も。。
私もちらっ。。と映ってしまってました。
映画の合間には、ここに並んでソフトクリームを買ったものです。
あの頃、ソフトクリームを売っているお店って少なかったのでしょう。
滋賀会館のソフトクリームに思い出のある人がたくさんおられます。
ここにずらっと並んで、チケットを買いました。
あの日、あの時、県民・市民の思い出いっぱいの、この大きな建物が間もなく姿を消します。
滋賀会館建築前と、2014.10.25に県庁から撮影した写真です。
時代は流れます。。。
良かったら、私のブログにも遊びに来てくださいね♪