「湧き上がる雲。」 by.黄緑・緑・青緑
2016.12.16
寒くなり、雨雑じりの天気。
そんな日ならではの楽しみ。
それは、山間から湧き上がる雲の様子です。
もう随分昔に、京都の国立近代美術館の常設展で、
何双かの、大きな襖絵で、墨一色で木々とその木々の間から湧き上がる雲の様子が
描かれた画があり、今でも印象に残っています。
(何十年も昔なので、作者も覚えていません。)
山間から湧き上がる雲の様子、その雲が動いていくのをぼーっと見るのがいいです。
今の時期ならば、深い緑と僅かに残る紅葉のその色が混じり、グレーの雲と、
雨にけぶり、もう色彩もはっきりとはしないけれど、
灰色に混じる雲と、雨と、木々の色と・・・・・・
何とも言えない雰囲気があります。
街中に住んでいれば、それを見るためにわざわざ、足を運ばなければ
いけませんが、
その、木々と、雲と、雨の、何ともいえない世界を、湖西線という
車窓から、駅から、眺められるのです。
北へいくと、比良山系の山々が、目前に迫ります。
いいですね~。湖西線。
(でも、冬の強い風には弱いんだな、これが。)
ボランティアライターの黄緑・緑・青緑です。
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