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びわこ哲学カフェ by.タナゴ

2013.10.04

 

丸屋町商店街の一角にあるギャラリースペース「ギャルリーオー」では月に一回「びわこ哲学カフェ」というイベントがひらかれています。

 

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「びわこ哲学カフェ」とは、普段はあまり考えないようなテーマに関して、みんなでじっくり話し合い考える、そんなイベントのことです。

 

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「哲学」なんて聞くと少し緊張してしまいますが、ここで行われているイベントは全くそんなことありません。

 

「だれでもわかる言葉で話す」「話さなくても聞いてるだけでいい」といったルールが決められているので
「哲学なんてやったことない!」なんて人も気軽に参加することができるんです。

 

お菓子を食べながら話ができるのも嬉しいサービスですね。

 

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今回行われた「びわこ哲学カフェ」のテーマは、「大人の見え方、子どもの見え方」についてでした。

 

みなさんは、この絵の中にいくつ動物を見つけることができますか?

 

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絵の中に隠されている動物は大人よりも子どもの方が早く見つけられると言われています。

 

この一枚の絵をきっかけに「子どもと大人の見え方の違い」についてゆるーく話がすすめられていきます。

 

「大人になってから昔暮らしていた街に行くとすごく小さく感じました」
「昔は雪の日はただただ楽しかったのに、今は大変だから嫌だなって思ってしまいます」
「やっぱり大人になってからは驚いたり、感動したりすること減りましたよね」
「子どもは知らないものとして物事を見るけど、大人は知っているものとして物事を見るからかな」
「でも実際は知っているわけじゃなくて、知っているふりをしていることが多いですよね」
「なんで知っているふりをしないといけないんでしょうね」

 

こんな風にゆるーく広がったり、深まったりしていくところが「びわこ哲学カフェ」の特徴です。

 

決して答えはありません。結論もでません。

 

でもほんのちょっぴり新しい気付きが生まれます。

 

そして、その気付きはもしかしたら自分自身の「何か」が変わるきっかけになるかもしれません。

 

興味がある方はぜひ「哲学」への道へ足を踏み入れてみませんか。
サンダルでも大丈夫なぐらい歩きやすい道ですよ。

 

詳しい情報はこちらのブログをご覧ください。

 


 

今回初めて記事を書かせて頂きましたボランティアライターの田名後です!

 

「こんな近くに素敵な場所があったの!?」「こんなおもしろい人がいたんだ!」と思えるような記事を紹介できればと思います。

 

これからもよろしくお願いします(^^)

 

コンコンチキチンが聞こえる大津百町 by.yume

2013.10.02

 

浜大津から京町に向かって旧東海道沿を歩いていると、どこからともなく、心浮かれる音(ね)が聞こえてくるではありませんか。。

 

「コンコンチキチン コン チキチン」

 

そう。。子供の頃、両親は「コンコンチキチン行こうか?」と言っていたし、私の中に「コンコンチキチン」のまま、馴染んでいるのは「大津祭」

 

 

少し先の町家の二階から華やかな提灯の灯が見えてきて、足早に。。

近づこうとすると、コンコンチキチンの音はもっと近くなって心弾んできます。

 

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赤い大きな提灯の中で、お囃子の練習をされています。。

 

すると、あれ? 向こうからも聞こえてくる、向こうにも灯りがある。。

それぞれの曳山が練習されている場所へ、吸い込まれるようにふらふら、ふらふらと。。。(笑)

 

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大津の町に生まれ育ったけれど、長等学区に在住していたからでしょうか?

 

何日も前から、町が大津祭色に染まっているとは、この日まで知りませんでした。。

いいよなぁ。。 お囃子を聞きながら、指折り数えて、宵宮・巡行を待つって。

 

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今年の大津祭 山建10月6日 宵宮10月12日 本祭10月13日です。

大津祭について詳しくはこちらをどうぞ → NPO法人大津曳山連盟

 

 

良かったら、私のブログにも遊びに来てくださいね♪

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琵琶湖第一疏水 by.yume

2013.09.24

 

すっかり御無沙汰しているうちに9月も半ばを過ぎ、秋の気配が日に日に濃くなってきて晩秋~冬好きの私は心わくわくしています。

 

物心ついた時から見てきた景色は、日常の当たり前の景色として自分の中に入り込んでしまいます。

 

幼い子供が日常的に出かけるとすればおかあさんに連れられての買い物ですが、私は乳母車の中から殆ど毎日「疏水」を見てきました。

長等幼稚園も、長等小学校も疏水の左岸を歩いて通園、通学していました。

 

真っ直ぐ伸びる緑の「川」は、当たり前にあるもの。

 

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「春は校舎の窓近く輝き匂う山桜 秋は疏水に影うつる三井のお寺の照りもみじ」(長等小学校校歌)

そんな校歌の歌詞を味わうほどに叙情的な子供だったわけでもなく。。

 

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探究心のない私は、そのまま大人になり結婚、大津市南部に住むようになりました。

それでもなお、懐かしさで年に何度か散策に行く程度。

 

この夏、やっとこさ、「疏水とは?」「どうしてあの場所にあるの?」と考える機会に恵まれました。

 

勿論 みなさんはご存知なのでしょうが、改めてわかりやすく説明しましょう。

 

疏水は、川ではなく、人工の用水路です。

簡単に言えば、琵琶湖の水を京都の町に引き込む用水路。

 

都が京都から東京に移り寂しくなってしまった京都になんとか活気を取り戻どして、産業をおこすことによって再生したいという思いの元、計画・着工されました。

今では、水の確保だけのためのように思われていますが、当時は水運確保も大きな目的でした。

 

明治18年着工、明治23年開通。

 

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(琵琶湖からの取水口)

 

今では桜の名所のようになってしまった、大津の疏水ですが、京都が全国に先駆けて実施した近代化産業という歴史的遺産のひとつなのです。。

 

中腹に建つ三井寺を仰ぎながら、いくつもの橋のかかる疏水沿を歩いて育った私は、やはり誇り高き大津っ子です。

 

 

大津市立図書館には、何冊もの疏水関係の本があります。

 

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秋の夜長、ネットもいいですが読書もいいですよ。。

 

<琵琶湖疏水の100年(36,699円/税込み)
平成2(1990)年の琵琶湖疏水竣工100周年を記念し,同年に発行した3分冊の書籍で,疏水をめぐる京都の歩みを記した書籍です>

 

こちらは閲覧のみですが、見ごたえがあり時のたつのを忘れて見入ってしまいます。

 

 

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「大津祭お囃子まち歩きガイドツアー」開催!

2013.09.11

 

初企画・参加者募集! 
「大津祭お囃子まち歩きガイドツアー」を開催します!

 

町家(ちょういえ)で祭囃子を聞く、長柄衆がご案内【京町コース】
町家(ちょういえ)で祭囃子を聞く、長柄衆がご案内【中町コース】

 

☆詳細はコチラ☆

湖国三大祭のひとつ、滋賀県無形民俗文化財の大津祭が、9月16日の鬮(くじ)取り式から始まることは余り知られていません。

その日から10日間、まちなかの夕刻、町内の献灯提灯がぽっと照らす中、お囃子の稽古の音色が響きます。

まちなかが年に1度ハレの空気に包まれる中、伝統文化の薫りを楽しみませんか。

大津まちなか大学の大津祭学部修了生らで構成された長柄衆が、お囃子の稽古をしている曳山町をご案内します。

各コースにつき1箇所、ちょういえに上がり間近でお囃子が聴けます。お茶菓子付き。

みなさま是非お越しください!

ちま吉の自動販売機 by.mocchi

2013.09.05

 

こんにちは!

大津生まれ大津育ち、ボランティアライターのmocchiです。

6回目の投稿です。

 

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突然ですが、こちらの愛らしいご当地キャラクターをご存じでしょうか?

 

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NPO法人 大津祭曳山連盟 公式キャラクターのちま吉くんです。

(ちま吉の情報はこちら ⇒ ちま吉ウェブサイト)

 

湖国三大祭のひとつである大津祭に欠かせない“ちまき”の精霊で、大津祭のPRに努めている人気者です!

 

仲間もいます。

 

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このパネルにいる以外にも、たくさんの仲間がいるんですよ~。

詳しくは、上記のちま吉ウェブサイトにてご覧ください!

 

大津市内にはこのちま吉がデザインされた自動販売機があって、売上金の一部は大津祭の運営に使われることになっているそうです。

 

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とってもかわいいですよね~☆

 

丸屋町商店街内にある大津祭曳山展示館に1台。

 

ちま吉にご縁のある成安造形大学内に1台。

 

三井寺の正門前に1台

 

さて、もう1台がこちら。

 

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どこにあるかわかりますか?

写真の周辺の様子でピンと来る方もいらっしゃるかと思いますが、浜大津近辺です。

ぜひ探してみてくださいね!

 

 

ちなみに今年の大津祭は、宵宮が10月12日(土)、本祭が10月13日(日)に開催されます。

当日は周辺でちま吉にも会えるかも!?

ぜひお越しください~♪

 

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こちらのブログでも、大津のことや、日々の暮らしのことをゆるゆると綴っています。

よろしければご覧ください♪

 

『はるひなた ~haruhinata~』

※2012年9月の記事で、大津祭の紹介もしています。

 

mocchiでした!

 

大人の夕涼み・昭和の夏 by.yume

2013.08.22

 

「イベント情報」でも紹介されていました 大人の夕涼み・昭和の夏

ご案内を頂いて、すぐに申込をさせて頂きました。

 

会場は長等公園近く。

ながらの北国海道敦賀方向へ。

長等神社参道鳥居の手前を左へ。

左手に鳥居が見えたら入ってすぐのところです。

 

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360余年前三井寺の庫裡のひとつだったという「元・正蔵坊」。

歴史ある環境が簡単に壊されていく時代にあって、時がはぐくんた環境を多くの人々に知ってもらい、守っていこうと「ながらの座・座」は立ち上げられたのでした。

 

そんな素晴らしい環境での「大人の夕涼み」

 

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机の上には団扇が用意され、みなさんそれぞれに涼をとりながら、お庭を眺めながら談笑されていました。

 

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まず、お庭に設けられたスクリーンに映し出される、大津の昭和の画像を、大津歴史博物館館長の樋爪さんのいつもの様に楽しい解説で楽しませて頂きました。

 

続いて、貴重な昭和初期の大津の動画。落語家の桂塩鯛さんと樋爪館長の掛け合いで、見せて頂きます。

 

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今まで、大津百町関連の企画展で昭和の画像はかなり見せて頂いてきましたが、動く映像は始めて。

しかも始めて知る事ばかり。。

まるで昭和の夏の活動写真会のようだけど、ラブロマンスでもなく、戦闘ものでもない。

大津の町の生きた映像で食い入るように見てしまいました。

皇子山陸上競技場に競馬場があった事をご存知でした? 馬券売り場の様子も映っていました。

大津の浄水場通水祝賀行事の映像では、浜大津にあった旧市役所を取り囲むように大津市民全員が集合したのではないかというほどの人だかり。

どの映像の男性もが山高帽をかぶっておられるのも印象的。

朽木スキー場で戯れる人々の服装はあまりに簡素、

今も殆ど姿の変わらない石山寺は不動の魅力を保っているようです。

 

この時代に映像を撮ってくださった方に感謝のひとこと。。

 

小休止の後は、大人の時間。

出張小川酒店さんが、お酒の販売。世話役の方々の手作りおつまみ販売。

上機嫌で、さきほど見せて頂いた映像を肴にみなさんと一緒に思い出話に花を咲かせました。

 

夏の夜は長いけれど、最後は線香花火で終わりましょ。

縁側での花火なんて、幼い日のあの日のよう。。。

 

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8月11日。各地で35度を越える猛暑日であると報道される日でしたが、団扇での涼も決して我慢できない暑さではありませんでした。

蛙の大合唱。蚊取線香の臭い。

すべてが懐かしい。

忘れていた昭和の夏がよみがえる素晴らしいひとときでした。

 

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良かったら、私のブログにも遊びに来てくださいね♪

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大津祭に参加しよう! by.mocchi

2013.08.14

 

こんにちは!

大津生まれ大津育ち、ボランティアライターのmocchiです。

5回目の投稿です。

 

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さて、大津三大祭、そして湖国三大祭でもある大津祭をご存じでしょうか?

 

大津市内にお住まいの方でも、地元でないと一度も行ったことがない方もいらっしゃると思います。

実は私も数年前までは実際に見に行ったことがありませんでした。 でもこれは、見に行く価値があります!

 

大津祭は、毎年10月に行われている天孫神社の祭礼。

13基の豪華絢爛な曳山が、からくりを披露し、厄除けちまきを撒きながら町内を1日かけて巡行します。

 

 

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それぞれの曳山ごとに違うからくりが見どころで、とっても楽しめるんです!

 

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ちまきや手ぬぐいを撒いてくれるのも、全国的にもとても珍しいことだそうです。

 

 

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こんなにおもしろいお祭を知らないなんてもったいない!と個人的には思うほどです。

 

そんな大津が誇るお祭に、参加してみませんか?

 

大津祭の主役である曳山の曳き手ボランティアとして、地元の方以外でも参加できるんです!

もちろん女性も可能です。

 

 

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 ※あまり良い写真がありませんでしたが、綱を持って曳山を動かしたり方向転換の手助けをしたりします。

 

 

私も今までに何度か参加させてもらったことがあり、見る側とはまた違う気持ちでお祭を楽しむことができました♪

大人になって久々に法被を着たり、大声で掛け声をかけたり、普段はできない経験!

もちろん力仕事でしんどいですし暑いですが、やりきった後の達成感と心地良い疲労感は、普段の生活では味わえないものだと思います。

休憩時にもらえるおやつや、記念にいただく厄除けちまきと手拭いも嬉しいものです。

 

 

現在、今年の大津祭のボランティアを募集されていますので、気になる方はぜひホームページをご覧くださいね。

※2013年8月31日(土)募集締め切り予定(応募者多数の場合、早期に締め切りとのこと)

 

 

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大津祭

【開催日時】2013年10月13日(日) 8:00~18:00

【説明会】2013年9月29日(日) 【対象】18才以上の60才以下の体力に自信のある方

【参加料】無料(昼食と飲み物つき/参加記念として厄除けちまき、手拭いがもらえます)

【詳細ページ】NPO法人大津祭曳山連盟

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前日には宵宮も開催され、無数の提灯とお囃子の音色が町一帯を彩ります。

 

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こちらのブログでも、大津のことや、日々の暮らしのことをゆるゆると綴っています。

よろしければご覧ください♪

 

『はるひなた ~haruhinata~』

 

※2012年9月の記事で、大津祭の紹介もしています。

 

mocchiでした!

 

大津百町を通る北国海道【2】  by.yume

2013.08.06

8月になりました。

大津の各地では週末を中心に様々なイベントや花火大会が開催されていて、「暑い、暑い」なんて言ってられません。

元気良く大津を楽しみましょ。

 

さて 北国海道の続きです。

 

京阪電車京津線沿にある、札の辻起点から日赤の前を通って 疎水にかかる「北国橋」までやってきました。

道路はすっかり広く変わり、橋を渡った正面も大きく開かれていてこのまま真っ直ぐ行くと西大津イオンまで行けます。

昭和44年までは、正面は江若鉄道の「三井寺下駅」でした。

なるほど、街道正面、三井寺仁王門への参道間近となれば「三井寺下駅」という名称も、いまさら納得です。

 

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北国海道は三井寺仁王門参道の大門通へと右折します。

街道、参道の名残でしょう、道幅は狭いのですが、路線バスや車の往来が激しく歩くのにはちよっと気を使います。

 

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しばらく歩くと「伊庭善」というお店。今でいうコンビにのようなお店で何でも揃い重宝させて貰っていました。

伊庭善の角にあったのが 江若鉄道の踏切。

踏切番のおじさんが手動で遮断機を上げ下ろしして赤い旗、白い旗を振っていたのはついこの間の気がするけどもう、45年以上も昔の事になりました。。。

 

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ここで左折。しばらくは交通量が多く、道の端っこを小さくなって歩かないといけませんが、やがて静かな町並へと変化します。

 

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昭和30年代は、酒屋さん、牛乳屋さん、お米屋さん、散髪屋さん、卵屋さん、お豆腐屋さん、お菓子屋さん、うどん屋さん、文房具屋さん、新聞屋さん、洗張屋さん、お醤油屋さん(すべて当時両親が呼んでいた店名です) などが並び、日常の買い物はここで出来てしまうくらいに沢山のお店がありました。

氏神さんのお祭りの時には、このあたりにずらりと出店が並んでいたので、ちょっとした中心地だったのかもしれません。

現在は残念ながら閉店してしまっているお店が多いのですが、そのまま真っ直ぐ進むと、街道の面影を感じさせるカーブと旧家を感じる事が出来ます。

 

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熊野川を渡るとさらに、玄関に障子戸があるお宅があり、あらぁ。。大津にもまだこんなところがあったんや。。と。。 ほっとします。

 

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人通りの少ない落ち着いた町並みを真っ直ぐ進めば左手に皇子山中学正門。

 

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その先、国道161号線に合流。北国海道はほぼ国道に沿って敦賀へと通じるようです。

 

どうでしょ。長等学区をこんな風に北国海道が通っています。

なにげなく、通っていた道が歴史ある街道だと知ると、嬉しくなりません?

 

涼しくなったら 大津百町にお住まいの方も、県外のお方は三井寺参拝の帰りにでもちょっとふらっと歩いてみてはいかがでしょう?

 

良かったら、私のブログにも遊びに来てくださいね♪

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