大津百町を通る北国海道【1】 by.yume
2013.07.24
毎日暑いですねぇ。ボランティアライターのyumeです♪
大津市中心部=大津百町に、街道が通っている事をご存知でしょうか?
私の時代は地元密着の授業というものは少なく大津のどこに東海道が通っているかすら、きちんと教えてもらわなかったような気がします。
今年二月の樋爪大津歴史博物館館長さんの講演で、手にした資料のひとつに「北国海道」の示されたものがありました。
おっと。。 これって? 私の出身学区長等学区を網羅しているではありませんか?♪
「北国海道」は、札の辻起点で、敦賀までを結ぶ街道、北国海道とも西近江路とも呼ばれています。
どうしてこんな名誉な事を学校で教えてくれなかったのか、親からも、地元の人からも何も教えて貰えなかったのは残念です
膳所方向から進んできた旧東海道は「札の辻」で南へ直角に折れます。直進が「北国海道」
京阪電車京津線浜大津と上栄町の丁度中間点あたりになりましょうか。
「札の辻」が敦賀までを結ぶ「北国海道」のスタート地点です。
思い出話などしながら、少し一緒に歩いてみましょう。
直進すると、左手に大きく立派になった大津日赤があります。
私が子供だった頃は、ピンクの二階建で玄関はこの正面で 赤いビニール屋根のお店にはお見舞品になるようなものが売られていました。
大津で始めての「チェーンストア」とあスーパーもこのあたりに開店していた記憶があります。一度だけ親に連れられ行きました。
そのまま直進、寿幼稚園や眼科医院がありました。
そして右手に、かの有名な「叶匠寿庵」の本店があります。町の小さな上品な和菓子屋さんだったのにいつの間にか全国区になったのは嬉しい事です。
突き当たりを右へ折れます。
直進すると右にアーケード商店街の入り口。老舗昆布屋さん。
左手の坂には長等神社の朱の鳥居 私の好きな風景のひとつ。
このあたり、街道の町並み風景が残ってはいるものの、近年道路拡張が進み訪れるたびに あれもこれも。。消えているのが寂しくもあります。
ほらほら。。道路が広くなって、疎水にかかる北国橋もこんなに立派になって、何年かぶりに訪れた人はどこか違う町に来たと思うでしょう。。
北国海道、このまま皇子山の先まで続きますが、今日はここまでとしておきましょ。。
いつも通っていたあの道、友達の家のあるあの道。
まさか街道だったなんて。。 大津の町の歴史の深さを感じます。
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